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応用情報技術者試験に合格!勉強方法、オススメ教材、合格発表までの流れを解説

平成29度秋季 応用情報技術者試験に合格しました!

基本情報技術者試験には平成29度春季に合格したので、運良く連続で合格となりました!基本情報の記事はこちらです。ここ2年間はいろいろな資格に挑戦しており、応用情報は資格受験のちょうどいい区切りだと思っていたので、取れてほっとしています^^;

今回は合格までの勉強期間、勉強方法、試験当日の流れ、結果発表まで解説していきます。

近況

基本情報の試験日から応用情報の試験日までは半年間ですが、その間仕事が忙しかったり、ITILを受験していたりして、気づけば願書の受付締め切りの2日前(8月12日)でした。残された期間が2ヶ月とかなり短いので、迷いましたが基本情報の記憶が残っているうちに受験したほうが良いと考え、駆け込むかたちで申し込みました。

前提の知識

私の職業、知識は以下です。

概ね基本情報と問われる知識や問題形式が同じなので、基本情報の延長というかたちで学習を進めることができました。

アルゴリズムは基本情報で7問中1問しか正解できなかったので、今回は外しました。。

応用情報技術者試験は何ヶ月前から始めた?

試験勉強を始めた時期はいつから?

応用情報技術者試験の勉強を始めたのはちょうど2ヶ月前からです。

試験勉強のトータル時間は?

今回は通勤時間だけしか勉強しないと決めていたので、平日1時間✕5=1週間で5時間です。勉強期間は2ヶ月なので、ざっくり計算すると、5時間✕4週間✕2ヶ月=40時間。試験前は勉強量を増やしたので+10時間くらい。40時間+10時間で合計50時間でした。

基本情報の勉強時間が約156時間だったので、比べると大分少ないです。その分自信は全然なかったですし、受験後も受かる確率は半々くらいだと思っていました。

試験勉強方法は?

応用情報は基本情報と似たような形式の試験です。なので、基本情報を受けたときの経験を活かして戦略を立てました。

簡潔に述べると、午前対策はキッチリ・午後対策はしない という戦略です。

※この方法は一般的な対策では無いと思います。あくまで私の体験談としてお読みいただけたらと。

午後問は、以下の特徴があります。

基本情報のときにおこなった午後対策があまり活かされなかったという経験もあったので、応用情報は午後対策はあえてしませんでした。なぜ技術の知識を問われる試験で読むスピードが求められるのか。。

また、午後問の正答率は運の要素もかなり絡むと考えています。選択問題がありますが、自分が選択した問題が解きやすいものだったらラッキーですが、全文章を読み終えた後「ぜんぜんわからん」となる可能性も十分あります。そこからまた別の問題を探そうとしても残された時間はわずかという場合もあります。

なので、試験に特化した対策をして臨むよりも、教科書をきちんと読み込んでそれ以上のことはしないスタンスでいきました。午後対策をしない以上どうしてもリスクは残りますが、試験に落ちてもまた同じ方法で受験しようと考えていました。ベースの知識を身に着けた上で、午後問が運良くハマればそのうち受かると思っていたからです。

午前問題は基本情報と同じく、スマホで午前の過去問をひたすら解いたり、教科書をひろげて熟読したりしていました。電車の中でしか勉強しないという縛りを設けていたので、かなり集中して取り組んでいました。過去問は3年前までのものを中心に取り組み、80%以上取れるようになった後は5年前まで幅を広げました。

ちなみに午後問は記述式での解答となり、基本情報の選択式とは異なるので、試験直前に4,5問過去問を読んで、解答イメージを作ることはしました。「10文字以内で答えよはこういうふうに書けば良いのかー」って感じです。

参考書は応用情報技術者 合格教本の一冊のみです。一通り熟読しました。理解できないところは重点的に読み込み、暗記が必要な箇所は記憶に定着するよう何回も流し見しました。

試験当日

前日はしっかり睡眠をとり、体調を整えてのぞみました。

試験会場は県内の大学でした。電車で最寄り駅まで向かい、そこからバスで20分ほどで到着です。もちろんコンビニなどはないので、電車に乗る前に昼食・飲み物・リポビタンDは購入しておきました。

試験日は10月15日でちょっと寒くなって来た時期でした。大学の教室内は暖房がまったくついておらず、2時間半の試験時間の中で体が冷え切ったの覚えています。秋季に受験する方は暖房対策もしておいたほうがあとあと後悔がないですよ!

試験前の心境

寒い…。が、仕方ない。気持ちを切り替えます。

午前問題は過去問を解きまくり75%以上は安定して取れていたので、午前は普通にやれば大丈夫という自信はありました。ただ時間的な余裕は無いので、油断せずに落ち着いて解くことが重要です。

午後は、どうなるか分かりませんでした。前述の戦略の通りほとんど何もしていないので、本番に集中して取り組むのみという開き直りの精神でした。

試験開始直前

試験会場には前回と同じく30分前に到着しました。受験番号により教室が振り分けられているので、自分の番号を確認して教室に入ります。

試験開始時間10分程前になると、係員の方が試験に当たっての説明をしてくれます。受験票の置き方や注意事項の説明があり、問題用紙とマークシートが配られます。開始時間になっても空席がちらほらありました。おそらく申し込んだはいいが、仕事が忙しく勉強していないので当日来ないパターンだと思われます。

そして、試験開始のアナウンスが!

午前の試験開始!

午前問題はスピードより正確性が重要です。全80問でかなり多く感じますが、2時間半も試験時間があるので、ゆっくり解いても時間は余ります。なので、一つ一つ着実に正答を積み重ねることが大切です。

わからない問題に出くわしたときはすっ飛ばします(自己流)。難しい問題を必死に解いても、簡単な問題を解いても同じ1問分の点数です。だったら自分の解きやすい問題を落ち着いて解いていき着実に得点を加算していきましょう。難しい問題は最後に時間が余ったらじっくり解いてみるくらいで良いでしょう。

ちなみに考えても考えても分からない問題が必ずあります。考えすぎて時間を浪費するくらいなら最後にサイコロで決めるのもアリです。それくらい時間の使い方は徹底すべきで、分かる問題を時間をかけてでも着実に得点していくことを心がけましょう

試験の設問用紙は持ち帰りOKなので、自分の選択した解答をメモしておけば解答速報で自己採点ができます。センター試験をイメージしていただければ大丈夫です。

問題のレベルは過去問とそんなに変わらないので、「過去問ドットコムでひたすら解いていたときと同じ正答率のはず!」と自分を落ち着かせながら最後のマークを塗りつぶす!

時間はギリギリまでかかりました。やはり準備不足は否めない。

そして、試験終了のアナウンスが。手応えはまあまあ。さあ、午後試験だ。

午後の試験開始!

午後試験で一番重要なのは、書いてある文章を素早く正確に読み解き、解答から答えを導くことです。午前とは違い、正確性よりスピードが重要になってきます。設問も選択式になっているので、どれが自分にとって解答しやすいかを素早く嗅ぎ分けるスピードが求められます。

国語の試験に似ていて、出題者の意図が掴めれば解けます。逆に解答を読んでも理解できない問題もあります。なので、試験時には「この問題はしっかり読めば解答できそうかどうか」を見極める作業は重要になってきます。

まずは必須の情報セキュリティを解きます。

な、長い。。

ですが、ちゃんと読めば解ける問題であることは確か。しっかり読み解答。うーん6、7割は取れた?

マネジメント系の設問は落ち着いて読めば解答できるという情報は仕入れていたので、まず先にそちらを読みました。

解ける!解けるぞ!!

システム監査、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメントの順番で解いていきました。時間はかかるものの、前情報で調査した通り、しっかり読めばある程度確信をもって解答できる設問でした。7,8割は取れたかな?

が、順調なのはここまで。

あとの1問が決まらない。かなり丁寧に解いていたので、時間が押している。ざっと読んでも全然頭に入ってこない

長時間の試験による疲労もあったのでしょう。最後のほうはただひたすらあせっていました。

とにかく部分的にでも解ける問題を探す。ネットワークの設問で数問解けそう。残り10分。設問から読み、解答が書いてある場所を探す。知識だけで解答できるものはすぐ解答する。「〇〇文字で答えよ」の記述問題はなんかそれっぽいことを知ったかぶって高尚な雰囲気をかもし出して書く。一応全部埋めることは埋めた。

試験終了。やばいかも。

結果発表

WEBサイトから試験結果を確認することが出来ます。

いざ!

今回は午前75点,午後62点くらいだったと思います。ギリギリ!

(スクショが用意できたら後で用意しますm)

 

試験を終えて思ったこと

応用情報はいろいろ資格を取っていく中で最後のゴールでした。

この資格を目標にしていたのは、以前現場で同じだった年下のエンジニアが「けっして資格を重視しているわけではないが、一生エンジニアとしての生きていくので、基礎体力をつけるために応用情報はとっときました」と言ったことがきっかけです。

現在、そのエンジニアは業界をリードする会社でバリバリやってます。

それまでは「現場でそこそこやれているからいいや」とあぐらをかいていたのですが、自分の不勉強さに気付かされました。まだまだ、彼には追いつけていないですが、追いつけるよう精進します。(こっちが進んでも、彼の進むスピードのほうが早いので差は開く一方orz)

応用情報の内容は基本情報の知識をさらに深くしたような内容で、高校・大学では専門で学んでいなかった自分にとっては知らないことばかりで、ベースの知識が増えました。

私はエンジニアとしてのスタートが遅かったので、現場で会話している中で「あれ、この話全然ついていけないけど、みんなは常識なのかな」みたいな場面に遭遇することもあり、専門的に学んできたエンジニアに対してコンプレックスがありました。

応用情報を取得したからといって、コンプレックスが解消されるわけではありませんが、ある程度の自信はつきました。

次なるステップは?

これからは実践をバンバンやっていこうと思っています。なので、資格取得活動は一旦中断します。

まずこのWordpressで作ったブログをgolangで0から作り直そうと考えています。

追記

文章や画像の過不足があるので、再度推敲する予定です。

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