ブログをしばらく運営していくと自然にリンク切れが出てしまいます。いろいろな事情でURLを変更したり、サイトを閉鎖したりは仕方がないことだと思います。しかし、その変更になったリンクを放置していたままではいけません。せっかくいい記事を書いて、読み進めてもらってもリンクが切れていては記事の信頼度は下がってしまいます。

しかし、いつリンク切れが発生するかなんて誰にも予測できません。記事作成で忙しいのに、過去の記事のリンク切れをチェックしている時間なんてありません。もちろんSEO的にも良くないので、早めの対処が必要です。

そんな悩みを解消してくれるのが、Wordpressプラグイン【Broken Link Checker】です。

Broken Link Checkerをインストールしておけば、定期的にリンク切れを通知してくれます。

Broken Link Checkerのインストール手順

まずは、Wordpress管理画面にアクセスし、左メニューのプラグイン>新規追加をクリックします。

プラグイン検索ボックスに【Broken Link Checker】と入力しエンター。

検索結果からBroken Link Checkerの【今すぐインストール】をクリックします。*本サイトは既にインストール済なので、【インストール済み】という文言になっています。

プラグインをインストールしたら、【プラグインを有効化】をクリックします。

有効化されるとBroken Link Checkerの実行結果がダッシュボードに表示されるようになります。設定は変更しなくても、デフォルトのままで十分機能します。

リンク切れを検知するとどうなる?

リンクエラーが発見されると、サイトの管理画面のダッシュボードに告知されています。また、同様にツール>リンクエラーにも告知されます。下の例では6件のリンクエラーが発生しています。

リンクエラーをクリックすると検知したエラーの一覧画面に遷移します。ステータスには「404 Not Found」「サーバーが見つかりません」などのメッセージが表示されます。

リンク切れのテキストに関しては、打ち消し線(こんな感じ)を自動で入れてくれて、リンク切れであることをユーザーに知らせてくれます。

リンク切れ項目にフォーカスをあてると、そのリンクに対する対処法を選択することができます。

以下のいずれかを選択してエラーを解消しましょう。

  1. URLを編集・・・URLを正しい編集してリンク切れを解消します。
  2. リンク解除・・・すべての投稿からこのリンクを削除します。
  3. リンクエラーでない・・・このリンクを壊れたリンクのリストから削除して正常なリンクとみなします。
  4. 無視・・・個のリンクを非表示にしステータスが変わるまで報告しないようにします。
  5. 再確認・・・リンクが現在も無効かどうかリクエストを送り再確認します。

Broken Link Checkerを有効化するとサイトが重くなる!?

設定した間隔で定期的にサイト内をチェックする処理が走るため、サイトが重くなる場合があります。

対策としては、定期的なリンクチェックの間隔を長めに設定しておき、リンクチェックを手動で行うなどの方法があります。手動でリンクチェックを行う方法は、管理画面の左メニュー>ツール>リンクエラーをチェックをクリックすることで実行できます。

また、プラグインの高度な設定タブで【サーバー負荷の制限】という項目があるので、上級者のかたはこちらで設定しても良いです。ちなみにぼくはそこまで詳しくないので、後々最適な設定が分かったら追記します。