タイトルの通り、ITILファンデーション試験に合格しました!一般には簡単な試験と評されており、体験談を読んでも2,3週間の勉強期間で突破される方がかなり見受けられます。自分もそのくらいの期間で合格できるものだと思っていましたが、意外に苦戦しました。
とりあえず合格はしたので、勉強方法から勉強期間、申込や当日の流れなどについて解説していきます。
勉強期間
勉強期間は人それぞれ持っている知識が違うのでバラバラだとは思います。平均すると1ヶ月かからないくらいでしょうか?(あくまで予想です)
トータルでいうと1ヶ月と1週間かかりました。勉強する時間は、基本的には電車の中だけです。通勤は往復で2時間くらいかかるのですが、その日の気分によってやったりやらなかったりしたので、平均すると30分くらいだと思います。
今考えると期間は長かったのですが、あんまり勉強時間はとってない感じですね。30分✕勤務日数20日=10時間(600分)。休日は2時間✕10日で20時間。合計すると30時間です。
勉強方法
勉強方法は、参考書を熟読してから問題集を解くという王道パターンにしました。今回は【資格に合格する】だけではダメで、仕事でITILの知識が必要なので、しっかりと内容を把握するために全体像をつかめるように勉強を進めました。
前提の知識としては基本情報技術者試験でちらっと触れたような内容は理解していますが、基本的には全くわからない状態でのスタートになります。
まずは基礎知識を身につける
最初は以下の参考書を読み、現場でITILがなぜ必要なのかを理解しました。現場で起こっているマズイ運用を改善するために、新人ガールがITILを勉強しながら、より良いIT運用を目指し活動するという小説風の読み物になります。
ITIL独特の用語も適宜紹介しながら話が展開されていくので、自然とITILの必要性が理解できるようになります。
※試験に受かりたいだけなら上記は全く読む必要はありません。あくまで初心者向けにITILを解説しているだけなので、これだけを読んでも試験には受かるようなものではないことを付け加えておきます。
上記を読み終えた後に、試験用の参考書を読みました。参考書はいわゆる黄色本を選択しました。これを読むことで一通りの試験内容を把握しようと思っていました。しかし結果から言うとこの手順は自分には合っていませんでした。
なぜなら黄色本をいきなり読むと全然わからないのです(自分の場合は)。テキストの内容も同じ言い回しが多く、読んでいてイライラしてしまい頭に入ってきません。通勤の電車で読んでいたのですが、自然と眠くなり全然ページ数が進みません。今思えばここの勉強時間は必要なかったとさえ感じます。
とはいえ3週間ほどかかり読破しました。ですが内容はほとんど頭に入っていません。結局は問題集をたくさん解いたことが合格につながりました。ちなみに黄色本の問題集はあまり役に立ちません。簡単に言うと知識の問われ方が本番の試験とは違うのであまり必死こいて解いても時間のムダです。
練習問題を解きまくる
ITILの概要をぼんやり把握したら、あとはひたすら問題をときまくります。問題集は買いませんでした。なぜなら無料サイトである【Ping-t】【無料de試験】をやれば間違いなく合格できるからです。
このサイトは問題に解説がついているので、数をこなすほどどんどん知識が貯まっていきます。また、間違えた問題を分類する機能もついているので自分の弱いジャンルが把握でき、そのジャンルを集中的にケアすることで合格に近づきます。
ネックがあるとすれば会員登録が必要なことでしょうか。私も最初はPing-tにアクセスした際、「会員登録かー。めんどくせ!」となり離脱しました。後日知人から「ITIL受けるならPing-tは必須だよ」と教えていただいたので、再度アクセスし会員登録という経緯があります。
このサイトは間違いなく合格に役立つサイトなので、是非活用しましょう。ちなみに全ての問題を金レベルにすれば、ほぼ合格できると思います。
こちらのサイトは試験前の総仕上げとして利用しました。Ping-tとは別の問題が解けるという理由で利用しました。実際にはPing-tだけでも問題ないのですが、念には念をということでこちらの問題も一通りときました。
このサイトのネックは解説が弱いところです。初心者向けの解説はあまり無いので最後の仕上げとして利用すべきと考えます。試験の1週間前くらいにやるのがベストでしょう。
いざ試験
試験を申込み、いよいよ試験当日です。いつも通りピアソンから手続きを終え、テストセンターにて受験です。練習問題をかなりの数こなしたこともあり、合格の自信は結構ありました。
試験は60分で40問解きます。30分程で一通り解き終わり、10分程かけて見直しました。問題の傾向としては用語の正確な意味を問われているものが多く、ひねった問題は全然なかったと思います。
結果は97点でした!正直試験勉強に時間をかけすぎたというのが感想でした。もっと効率よく勉強すれば2週間程度で合格可能だと感じました。
まとめ
ITILファンデーションの資格取得のために、いろいろ参考書を読みましたが、試験に受かるだけなら先程紹介したPing-tと無料de試験を繰り返し解けば問題ないと思います。
ただITILは勉強するだけでなく、実際の現場にどう適用するかが重要なので、試験用の勉強だけでなく実務を踏まえて始めて身につくものだと思います。
なんだかんだありましたが、ひとまず一段落です。次は応用情報ですかねー。いつも通り通勤電車の中でどれだけできるか頑張ってみます!
応用情報の記事はまだでしょうか?
楽しみにしているのですが。。
コメントありがとうございます!
楽しみと言っていただけて本当に嬉しいです。
明日にはアップしますね!
応用情報の記事作成していただきありがとうございます!
遅くなりましたがこれから拝見します!