記事のタイトルは記事の構成の中で、一番重要な部分です。
いくら記事の内容が時間をかけて書いた素晴らしいものでも、タイトルが魅力的でなければその記事は人目に触れること無く消えていってしまうでしょう。アクセスアップも望めず、「せっかく頑張って書いたのに」と不満ばかりが募ります。
記事のタイトルが表示される機会は、Googleの検索結果・SNSでシェアされたとき・サイトのサイドバーなど様々です。このようにタイトルはいろんな場面で使われるので、記事の内容に沿った最も興味の引きやすいタイトルをつけるよう考えましょう。
タイトルの出来の良し悪しによって読まれるかどうかは決まるので、納得できるタイトルを付けるまで良く考えてみましょう。そういった地道な作業の積み重ねが、大きなアクセスアップの種になります。
タイトルの付け方の基本ルール
タイトルと内容は必ず一致させる
タイトルと記事本文の内容が全然違う記事はユーザからもGoogleからも評価されません。記事をクリックしてもらうために確かにタイトルは重要ですが、ウソや釣りになるようなことはやめましょう。
例えば以下のような記事タイトルをつけてあったとします。
誰でも手軽に100万円ゲットできる!?秘密の錬金術を公開
「100万円欲しいわ〜」と期待して記事をクリックしますよね。
この記事の中身が以下のような内容だったらどうでしょう。
宝くじを当てましょう
記事は読まれるかもしれませんが、読み手のイライラ感はハンパないものがありますね。瞬間的にアクセス数は増えるかもしれませんが、サイトの評価が下がるため、長期的に見れば自分の首を締めているだけです。
「タイトルは記事の要約したもの。それを興味を持ってもらうために少し工夫する。」と考えておきましょう。
オリジナルのタイトルになるよう工夫しよう
同じ内容を書いてある記事は世の中にたくさんあります。そういった記事と差別化を図るためにも興味をひかれるタイトルを自分で考えてつけましょう。他の記事タイトルのコピーは絶対にやめましょう。
一番役立つのがGoogle検索結果で表示された場合です。記事一覧の中にあなたの記事とライバルの記事が並んだとき、クリックされるのは画一的な表現ではなく、オリジナリティ溢れる興味を引くタイトルをつけた記事です。
Google検索結果一覧にライバルサイトと並んだときを想定して書くと、真剣にタイトルを考えるようになります。
スグに使えるテクニック
関連キーワードを盛り込む
なにかしらのキーワードを狙って記事を書いていると思います。そのキーワードをタイトルにも盛り込みましょう。
そうすることでタイトルが具体的になり、SEO的にも良いですし、ユーザにとっても自分が欲しい情報が記事に含まれているかどうかが判断しやすくなります。
数字を入れる
「おすすめプラグイン10選」や「健康になるためのたった3つの習慣」など、具体的な数字を入れているタイトルが最近増えてきているように感じます。ブログを書くテクニックが浸透してきて、みんなが当たり前に使うようになっています。なので、この基礎テクニックはしっかり使っていきましょう。
なぜタイトルに数字を入れるのでしょうか。その理由はタイトルに数字を入れることで、記事に対するイメージが具体的になり説得力がアップするためです。
「健康になるための習慣」というタイトルだとぼんやりしていて、どれくらい頑張れば良いのかがわかりません。「健康になるためのたった3つの習慣」だと、たった3つのことを習慣づければ健康になれるんだ!と具体的にイメージできるのでクリックされやすくなります。
注意点としては、ムリに全ての記事に数字をいれないことです。全ての記事に数字を入れてしまうと、自分のサイトの記事一覧が数字ばかりになり興醒めします。あくまで自然な流れで数字を入れられそうなときに、タイトルに数字を入れるようにしましょう。
対義語をで注意を引く
「知らないと損する?簡単でお得なポイントカードをご紹介」など、対義語を活用する方法があります。ネガティブな言葉で興味を引き、役立つ情報が記事に盛り込まれていることをアピールできます。
簡単にできる・役立つことがスグに分かる
「初心者でもできる」「5分でできる」など簡単であることをアピールしハードルを下げて、自分にもできそうという印象を与えることで、記事に呼び込む方法があります。
また、記事を読むと読み手にどういった役に立つかを明記することも大切です。「5分でできる!初心者でもカンタンに作れる絶品即席エビチリ」というタイトルでは、「簡単であること」と「初心者でもおいしいエビチリが作れる」という役立ち情報が書かれていることを伝えることが出来ます。
簡単なことをアピールするとはいっても、誇張しすぎてはいけません。ほんとうは10分以上かかるのに、5分でできると書いてしまうとタイトル的には釣りになってしまいます。あくまで記事の内容を上手に伝えるためのテクニックとしてご活用ください。
キーワードの順番に気をつける
含めるキーワードは狙う検索キーワードの順にならべるよう意識しましょう。
例えば、「5分でできる!初心者でもカンタンに作れる絶品即席エビチリ」であれば、エビチリという検索キーワードで狙う場合は
「絶品即席エビチリ!初心者でも5分でカンタンに作れるレシピ」
でエビチリを強調すれば、エビチリというキーワードで検索された場合有利に働くことがあります。
インパクトのあるフレーズ
「〇〇なら知っておきたい」「知らないと恥ずかしい?」など読み手をドキッとさせるようなフレーズや「効率が飛躍的にアップ」「全て無料!」などなんかスゴそうと思わせるフレーズを使うと、目に止まりやすいです。
大量の文字が記載されているページの中から、自分の記事を目立たせることがタイトルの役割でもあるので、インパクトのあるフレーズを使うことは有効です。
まとめ
タイトルの付け方について解説してきましたが、いかがでしたか。全てのテクニックを一つのタイトルに盛り込むことはできませんが、上記のテクニックを1つ2つ組み合わせて使うと良いタイトルが作れると思います。
基本的には読み手が読みたい!と思わせることが一番なので、読み手の気持ちを考えながらいろいろ工夫してみてください!