2016年11月にITパスポート試験に合格しました。
新人の頃に取るよう進められましたが、持ち前の怠惰な性格が邪魔をして今の今まで勉強してませんでした。最近は基本情報技術者試験の勉強をしていましたが、ITパスポートで勉強した経験がかなり役に立ちました。
IT業界で働くには知っておいたほうが良い基本的知識を習得するためにITパスポートは取っておいたほうが良いです。
今回はITパスポート試験の概要と合格するまでの道のりをご紹介します。
平均年齢
私が受験したときは予想外に周りの受験者の年齢層が低くて何か場違い的な感じがしました^^;
高校生が半分以上いたでしょうか。私のようなアラサーは全然数えるほどしかいませんでした。今になって「早く受験しといたらよかった」としみじみ思いました。
試験方式・試験時間
CBT(Computer Based Testing)方式で、パソコンに問題が表示され、解答をポチポチ選択します。
試験時間は120分です。一見長いように感じますが、慣れない試験ソフトを使うことに戸惑ったり、見直しをしっかりしているとちょっと足りないなという感覚でした。
試験会場・試験日・受験料
試験日は随時です。こちらのページに都道府県別に試験会場一覧と三ヶ月先の開催日程が記載されているPDFが公開されています。希望の試験日に座席数の空きがあれば、受験可能です。
主に土日に試験日が設定されていることが多く、稀に金曜日でも受験ができます。
受験料は5,700円(消費税込)です。
過去問
ITパスポートに受かるためには過去問をこなすことが一番の近道です。
公式サイトから過去問と解答をダウンロードできます。過去9年分の過去問がありますが、直近3年分を一通りやっておけば良いでしょう。ただし、公式の解答には解説がついていません。
解説付きの問題集はたくさんありますが、無料でおさえたいなら過去問道場をオススメします。過去問道場は過去9年分の問題が解けるだけでなく、一つ一つの問題の解説もついています。
問題の出題もランダムや分野ごとで選択できるので、出題範囲を幅広くカバーできます。また、WEBサービスであるため、電車の中やスキマ時間を使って勉強ができます。勉強履歴も記録でき、過去問の解答数や正答率を自動で計算してくれます。
ITパスポートだけではなく基本情報技術者試験の過去問道場サイトもあるので、今のうちに使い方に慣れておくという意味でも早めに使ってみましょう。
合格までの道のり
試験を受けようと思い立って勉強した期間は実質3週間ほどです。
始めのほうは参考書を買って、一通り目を通すという作業をしました。IT業界で既に5年働いていますが、「へー、そうだったのか」と思うような知識も結構ありました^^;
参考書を読み終えると、次はひたすら過去問を解くという作業をしました。基本的には参考書の内容がそのまま問題になっているので、60%くらいは最初に解いたときに取れました。
しかし、60%ではボーダーラインギリギリなので、80%まで引き上げる作業をしました。具体的には過去問を解く→解説を見る→見てわからなかったら参考書を見る→過去問を解くの繰り返しです。他には何もしていません。
電車の中や自宅でやっていたので、一日2、3時間は勉強していました。3週間勉強したので、トータル勉強時間は45時間程だと思います。
結果発表
試験結果は試験が終わったらスグに確認できます。合格証書は1ヶ月後くらいに送られてきます。経済産業大臣の名前が入っています。
まとめ
ざっくり概要と勉強方法について解説しました。基本的には過去問をひたすら解いて70〜80%くらい安定して取れるようになったら受験するとよいと思います。